高橋真梨子 Concert vol.41 2017 PRELUDE@神戸国際会館感想 [日本のアーティスト]

高橋真梨子さんが大好きな母のお供で、今年も高橋真梨子さんのコンサートに行ってきました。

高橋真梨子さんは今年で69歳だそうですが、年齢を感じさせない素敵な声でした。
今年は前から5列以内のセンター席というステージに近い席だったので、顔の表情とかもじっくり見ることができ、また違う魅力に気づかされました。

今回は、カバー曲コーナーで、薬師丸ひろこさんの「セーラー服と機関銃」からの玉木浩二さんの「ワインレッドの心」を歌ってくれたのですが、「セーラー服と機関銃」では、若い女性の華やぎや可憐さをかんじさせるような歌と表情だったのが、「ワインレッドの心」になったとたん、重たく太い唄い方になり、はっと気が付いて表情をみたら、まなざしが、先ほどの夢見るようなものから鋭く厳しいもものに変わっていて、ドキッとしました。
さすが、長年第一線で歌い続けている一流の歌い手さんだなあと感じた瞬間でした。

そして、高橋真梨子さんも本当に素敵なんですが、バックで演奏している「ヘンリーバンド」がまた素晴らしいのですよ!山下達郎さんのバックバンドも素晴らしいですが、高橋真梨子さんのバックバンドも、リズム隊がしっかりして、音も洗練されてまとまっていてスイングもあって、聴いていて本当に楽しいです。

知人のプロベーシストの方が、昭和のバンドマン(洋の東西問わず)は恐ろしく腕がいいといつも口癖のように言っていましたが、なるほどその通りだと思います。また、ヘンリーバンドはメンバーが長い年月一緒に演奏しているから、新密度、信頼度、あうんの呼吸がちがうんでしょうね。

上等な音は長時間聴いていても、ただただ心地よい昂揚感と解放感、楽しかったという感情だけが残るんですねぇ。
素敵な時間をありがとうございました。

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