SPITZ JAMBOREE TOUR 2019-2020 “MIKKE” 大阪公演感想 (追記あり) [日本のアーティスト]

1月29日の大阪公演最終日の感想を記事末尾に追加しました。

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私にとっては、SPITZといえば「ロビンソン」。
この曲でSPITZのファンになった方も多いとおもいます。
私も「ロビンソン」にガツンとやられたクチです。この曲の発売は阪神大震災のあった1995年の4月月。私の家も半壊で、このころはまだ避難先で生活していました。ようやくガスが通って、JRが開通して生活が少し楽になった頃に流れきたんですよね。あの年はこの曲をよく聞きました。


私の初SPITZは昨年のロックロック2日目。ヒゲダンも出た楽しい日でしたが、そこで初めて生SPITZを聴いたわけですが、あの時の衝撃!
SPITZの演奏レベルがすごいらしいとは聞いていましたが、本当にすごい!!
SPITZは間違いなく日本トップクラス(というか私的にはNo.1)のバンドだと思いました。

どのメンバーも素晴らしいですが、とりわけ私が感動したのはドラマーの崎山さんのプレイ!!
粒のそろい方、クリアさ、音色の多彩さ、繊細さ、そして華麗なるスティック裁き!!
正直生ドラムでここまで感動したのはキング・クリムゾンのトリプルドラム、スティーブ・スミスぐらいしか思いつかないです。
同行した姉も大興奮!
あまりの素晴らしさに思わず、ご本人のウィキペディアを調べたら、崎山さんもスティーブ・スミスと同じモーラー奏法なんですね。
なるほどーーーーー!!私と姉と大納得でした。


そして、もちろん楽曲のバラエティーさも魅力でした。さすがマサムネさん、素晴らしい才能ですね。 そして、マサムネさんのあの独特の声、田村さんのうねるような独特のベースライン、 三輪さんのアルペジオが光るギター、崎山さんのドラム。
全部が揃ってSPITZなんだと実感しました。

この日の演奏を聴いて、ぜひもう一度生演奏が聞きたい!!!となり、 いろいろと手を尽くした結果、MIKKEツアーの大阪初日と最終日のチケットを入手できました。
アリーナ会場だからチケットを入手できたと思います。大きい会場ありがとう!!

で、その演奏。以下、箇条書きで感想をあげます(同行の姉の感想も含みます)。

① SPITZのPAは凄まじい。
大阪城ホールの音響の良さは知っていたが、ここまですごくなるとは・・返りや残響がほとんどなかったです。あの天井いっぱいに吊り下げていたスピーカーのせい? サカナクションのアクエリアムもドルビーですごい音響でしたが、それとはまた異なる次元の音。 とにかく楽器一つ一つの音がクリアだけど、曲(バンド?)としての一体感がすごい。 が、あまりにすごすぎて、洗練しすぎてアリーナクラスで感じたい迫力や揺らぎ?は少なくなったかも。 まあ、、贅沢な話ですが。

② 崎山さんがやっぱりすごい!!!
とにかくすごい!! ドラムセット前にあったクリアボードに照明が反射してちょっと手元が見えにくかったのが残念ですが、すごさはわかりました。 あのハイハット、あのドラミング、音の多彩さ、粒のそろい方・・・まあとにかくすごいなあと。バンド演奏では、パーカッションのサポートがはいったりしますが、まあ、崎山さんには必要ないですね。
一人で2人分ぐらいの多彩な音色をだしてはりました。本当にかっこよすぎです。はい。

③ マサムネさんの声は一人声明だと確信。
マサムネさんの声、長く伸ばす音には、独特な神秘性というか、永遠性のようなものを感じる瞬間がありました。この感じたものをうまく言葉には言い表せませんが、私の中では、お坊様たちが唱える声明を生で聞いたとき(しかも、お坊様たちの輪の中で聞いた声明)に感じたものが一番近いです。
温かく包み込むような感覚と人気のない自然の中で星空を見た時に感じる圧倒されるような、寂しいような、せつない様な・・うまく言えませんが、そういう感じなんです。ロビンソンの頃とは声質も変われましたが、私は今の声のほうが好きです。

④ 姉のお気に入りは渚でした。はい。


来週の大阪公演最終日も楽しみです。どの席でも音は楽しめると確信しております。
そして、次回の同行者はキーボードをやる家族。どんな感想を言ってくれるのか、それも楽しみ。





==大阪公演最終日感想===

アリーナ部ラスト公演@大阪城ホールに行ってきました。

Spitzのアリーナ最終日は家族といったのですが、ステージ正面のスタンドだったので、ステージ全体が見渡せて各メンバーも存分に堪能できましたし(崎山さんのプレーもよく見えました)、照明などの演出も堪能しました。

やっぱセンターいいですね!

音、サウンドは今回はちょっとベースに音割れがありました。
あと全体に音が大きかったかな?
この日は音の返りも多少ですが、ありました。あと、曲の合間に、初日には聴かれなかった弦のチェックがはいったり、演奏の終わりがちょっとばらけたりと演奏もライブならではの感が強かったです。

しかし、同じ会場なのにここまで音が違ってくるとは・・面白いですね。で、これはもう好みの問題ですが、私は今日の方が満足感がありました。家族も楽しかったと満足したそうです。
アリーナ最終日ということで、ステージの暗転場面では客先から多く声が飛んで、盛り上がったのも大きいですね。田村さん、マサムネさんはじめSpitzの皆さんもとてもいい雰囲気で楽しいステージだったと喜んでおられました。

家族は前半がとても良かったとのこと。私は渚からの8823ですね。やっぱ。
ともかく、この日もいい音楽を堪能しました。
とても楽しかったです!!!

今回アリーナという大きい会場だからこそチケットがとれたわけですが、できればホール会場でじっくりSpitzのサウンドを聞いてみたい!
アリーナ公演を2回経験して、その気持ちがとても強くなりました。

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