50 Shades - クリスチャングレイの歪んだ性癖 - 観劇感想 [ジャニーズその他]

2016もあっという間でしたが、今年最後の“生”を楽しんだ会場は、梅田のサンケイブリーゼ、浜中文一さん主演の50 shadesでした。

浜中さんは、6年ぐらい前のエイトコンのジュニアコーナーで見たのが最初です。
その時に良い声で歌が上手いなあと興味をひかれ、それからは「ザ・オダサク」や「京都太秦行進曲」など機会があれば浜中さん目当てで見に行っていましたが、どれも彼自身の歌が少ないので残念に思っていました。
ですが、今回は主演でミュージカル!これは聴きにいくしかない!と速攻チケット購入しました。

R15指定のある劇だったので、大丈夫かなとやや心配しておりましたが、事前勉強するなどしていったので、私的には全然OKでした!
いやーーー!!ほんっとめっちゃくちゃ面白かったです。
笑いすぎて涙が出て一時視界不良になった程。もちろん、腹筋も痛くなりました。
内容はいろんな意味で想像以上でした。満足。満足。

まずは期待した音楽面。
これはほんと嬉しかったことに、生バンド、生演奏!!
ギター、ベース、キー、ドラムで編成されるバンドが、劇中はもちろん開演前から舞台上で演奏しているのです。バンドが前面にでて、劇に絡んでいる感じがいいんですよ。
開演前、2部開始前のロックテイストが強いインストゥルメンタル部は私的に非常に盛り上がりました。

そして、役者陣も歌が上手い方が多くて素敵でした!主婦3人組みがまるでThe Three Degreesのよう!とくに明星さんが上手い!また、ホセ役の大澄さんも良かった。若い二人はもう少し勉強する部分もあるけれど、十分素晴らしかったです。私はひさびさに浜中さんいい声をたっぷり聴けたので満足です。

で、内容。台本、訳詞、演出をされているのが河原雅彦さん。
いい仕事されてます。
めちゃくちゃ台詞が面白かった。
ところどころ使われる自虐的なギャクや関西弁が、このR15指定の劇の“どぎつさ”を緩和&コミカルさを増強していました。河原さんのインタビューに、あっという間に台本を書いてしまったとありましたが、相性が良かったんでしょうね

私はこの劇を見る前の晩に、深夜番組でローリーを観たせいか(@洋楽倶楽部Queenの回)、この倒錯的かつシュールでコミカルさに、ロッキーホラーショーが重なりました。この50Shadesでも、ロッキーホラーショーのタイムワープの踊りのように観客も一緒に踊れるナンバーがあったら良かったのに!なんてちょこっと思ってしまいました。

とまあ、とにかく非常に面白い作品でしたが、R15指定ではなく、R18でも良かったんじゃないかという気持ちは心の片隅にあります。
私や友人達のようにいい年の人間であっても、劇場のような公の場所で、赤面するようなあからさまな表現を大勢で観ているという状況に、気まずい部分もあったので、若い御嬢さん達はどうだったんだろうと心配になりました(日本はまだまだこういうものに対してオープンじゃないですから)。
浜中さんもジャニーズジュニアなので、ジャニーズの浜中さんを観にきたのであれば、ちょっとショックだったかもなあなんて思います。背広姿はカッコよかったですけどね。

とまあ、それほど過激な内容に、浜中さんはじめ、役者さんたちもかなり自分たちの評判が気になったり、心が折れそうになったりしたようですが、これを演じきったのは良い経験になったと思います。

アンコールで「絶対に再演します!」と浜中さんが約束しましたが、いつか浜中さんで再演されたら是非見に行きたいと私は思っています。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

ロックの殿堂入り年末ご挨拶 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。